今回はちくわのトラリピ設定をお伝えしたいと思います。
始めにお伝えしておきますがちくわが目標としている年率30%はトラリピの目標値としてはかなり高い目標で、それなりのリスクを理解した上での設定になりますので、参考にされる場合はそのあたりをご理解して頂ければ幸いです。
今回の記事の概要は
・トラリピの他の人がどう考えて、どういった設定にしているか知りたい人
・高い年利を求めている人
・トラリピ設定をする際の方針の考え方
・年利30%を目標として、マネスクコンシェルジュと相談したトラリピ設定
になりますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです😁
考え方
投入資金(預託証拠金)は2,100万円
これはマネースクエアのスリーミリオン倶楽部の条件の一つが「預託証拠金2,000万円以上」となっている為です。スリーミリオン倶楽部になるとトラリピ運営のプロのコンシェルジュが設定の相談に乗ってくれるようになり、一人で考えるよりはるかに安心ですよね!
特にちくわは高い利回りを目標としているので、要所要所でのリスクヘッジをコンシェルジュのお墨付きを得た上で実施していますので、高い利回りを目指す場合は必須だと思います。
毎月、2,100万円から溢れた預託証拠金は現金化する
そもそもちくわがトラリピに期待するのはキャッシュフロー改善なので、必要以上の預託証拠金は現金化していきます。また、高い利回り設定をすることもあり、他の低リスク資産への分散投資の意味も含めています。因みに他の資産運用は、投資信託のインデックス投資、日本個別株/米国ETFの高配当株投資、ビットコインの積立+レンディング投資 等をやっています。
目標利回りは年利30%で手取り500万円/年
これは1,500万円で運用開始した2020/5から2020/12までの年利が約55%だった結果を参考にし、その値より安全サイドに寄せています。昨年はコロナショックでうまくいったが、毎年こんなにうまくいくとは限らないので、若干リスクを抑えた形です。また、昨年一年間の利確が約600万円だったので、それと同じくらいを今年も目指す意味合いで、2,000万円×年利30%=600万円利確 という数字になります。
ちなみにこの場合、税金は20%の100万円取られるので、税抜き後の手取りは年500万円です。
通常、トラリピの設定では年利10%を目指すのが一般的ですが、セミリタイアを目指すちくわは、会社員でいるうちは何かあってもいざとなったら給与所得があるから立て直せると考えている為、年利30%というかなり高い目標を追っています✨
少なくとも3通貨ペアに分散投資
利回りだけを考えると最も効率が高い通貨ペアに一極集中したいところですが、さすがに1通貨ペアではリスク分散ができず、ただ分散しすぎると高い利回りが実現できません。その為、ちくわは3通貨ペアの分散投資を方針としています。3という数字はこれまでの経験則で、特に明確な根拠はありませんが、まあ妥当かなと感じています。
実際の設定
そしてちくわは以下の3つの戦略を柱にしています。
- AUD/NZDのダイヤモンド戦略強化版(1,300万円)
- CAD/JPYのトランフォーム戦略強化版(400万円)
- USD/JPYの利乗せ戦略強化版(400万円)
AUD/NZDのダイヤモンド戦略強化版(1,300万円)
考え方
トラリピで使用できる通貨ペアの中で最もハイパフォーマンスが期待できる通貨ペア
AUD/NZDは、オーストラリアドルとニュージーランドドルの通貨ペアですが、どちらもオセアニアにあり、この2つの通貨は世界情勢に対して非常に似通った値動きをします。その結果、この通貨ペアには以下の特徴があり、高利益を狙える為、この通貨ペアを採用しました。
- 狭い範囲でレンジ相場になる→トラリピに向いている
- その狭い範囲においてボラティリティが高い→効率が高い
- 世界情勢に影響を及ぼされにくい→ショック相場に強い
詳しくはマネースクエアのサイトを参考にしてみてください。
マネスク公式サイトの中で最も高効率の設定のダイヤモンド戦略をベースに採用
ちくわはマネースクエアのコンシェルジュの小暮さんと相談して設定を決めているのですが、AUD/NZD(オージー・キウイ)が利用開始した際に相談して、自分の目標利回りを求めるのであれば、AUD/NZDはダイヤモンド戦略が最も効率が高い為、この設定をベースで行こうとなりました。
ダイヤモンド戦略とは、ここ5年で形成されている1.01~1.13のレンジに売りトラリピと買いトラリピを設定し、特に中央付近の1.07~1.10には厚めに設定する戦略になります。公式では投入資金を100万円に設定してありますが、ちくわは予算の半分の1,000万円を設定する為、注文金額・利益幅・本数を増やして投入資金を10倍にしています。加えて外延部と中央部分のトラップ比率を3:4から1:2にして、より中央部分が鋭角なダイヤモンドとなっています。
公式のダイヤモンド戦略はこちらを参考にしてみてください。
ダイヤモンド戦略にさらにコア設定を追加
ダイヤモンド戦略を実施して数か月、想定通り年利30%程度の実績を出してきたのでこれはAUD/NZDいける!と感じ、更に追加で200万円を設定しました。
設定はダイヤモンドの中央付近のレンジ(1.07~1.10)。
この設定でAUD/NZDに予算の6割を投入することになったので、これ以上AUD/NZDに集中投資はしないつもりです。
設定
そして実際の設定は以下のページを参考にしてください。
CAD/JPYのトランスフォーム戦略強化版(400万円)
ここ1年は上昇トレンドが見込まれる
まずこの設定の大前提に、CAD/JPYはこれから上昇トレンドがしばらく続くと見込まれています。
その根拠は以下の通り。
- 世界的なインフレ傾向:コロナ過で各国が金融政策で現金を大量投入した為
- 原油価格の高騰:原油輸出国のカナダと原油輸入国の日本では、カナダの通貨が強くなる
- 2022年4月~9月にカナダは利上げ予定:カナダと日本の金利差が広がる
- 月足のトレンドはここ1年で100円まで見込める
上昇トレンドに乗ってけ!
トラリピはトレンド相場が基本ですが、オージー・キウイ以外で美味しそうなトレンド相場が見当たらないので、上記の理由によって上昇トレンドが見込めるCAD/JPYに投資したいと思います。
美味しそうな通貨ペアがあったら、レンジ相場じゃなくても食いつくスタイル。
より効率を上げる為にトレンドを追って、二段階設定
2021年11月現在の91~92円から1年かけて100円近くまで上がることを想定した場合に、上昇していって通過されたトラップはもう用なしになってしまうので資金効率が悪くなる原因になります。
その為、ある程度上昇が進んだら通過された部分のトラップを更に上昇方向へ追加設定することで資金効率を倍にしたいと思います。
だって、上がるって前提なのに下がる方向へのトラップとか無駄でしかないですよねw
下がったら前提が間違っていたという事💦
設定
そして実際の設定は以下のページを参考にしてください。
USD/JPYの利乗せ戦略強化版(400万円)
ここ1年は上昇トレンドが見込まれる
まずこの設定の大前提に、USD/JPYはこれから上昇トレンドがしばらく続くと見込まれています。
その根拠は以下の通り。
- 米国の金利上昇:2021年12月からテーパリング(緩和縮小)を開始し、2023年1~3月に利上げを始めるとみる。日米金利差の拡大から「米ドル/円」の上昇を見込む。
- 米国経済の回復:コロナショック後の落ち込みから、堅調な個人消費を背景に米景気は底堅く、米金利上昇から米ドルが買いを集める。日本も、経済回復はしてきていますが如何せんコロナ前から経済成長は鈍化してますからね。。。
上昇トレンドに乗ってけ!
トラリピはトレンド相場が基本ですが、オージー・キウイ以外で美味しそうなトレンド相場が見当たらないので、上記の理由によって上昇トレンドが見込めるUSD/JPYに投資したいと思います。CAD/JPYと同じ理由ですね。
美味しそうな通貨ペアがあったら、レンジ相場じゃなくても食いつくスタイル。(2回目w)
121円いくまで利確しまテン!
今回の上昇トレンドは120円あわよくば125円くらいまで行く可能性もあると思っています。
そうは言っても120円を超えたら何かしら国も対策を打ってくると思うので、まずは121円を想定して戦略を練ります。
CAD/JPYの様に段階を置いてのトラリピも面白いですが、どうせ上がると想定したのであればここは121円迄利確せずにポジションを貯めてドカンと一発利確してやろうと思います。
考え方は完全に裁量トレードですが、トラリピ資産の20%ほどなので、少しはこういうとがった戦略を入れた方が面白い。
上昇中はフェーズごとに利乗せを行う
ずっと一方通行に上昇していく前提なら、今投入資金全てをドル転して、そのまま120迄待つのが最もシンプルで効率が良い投資になります。
その買って待つだけの手法に更に高効率を目指すべく、ひと手間加えます。
それが利乗せ。
ゴールまでの値をいくつかのフェーズに分けて、ある程度上昇したら、もうこれ以上下がらないだろうというロスカット想定も上昇させていき、その結果発生する余剰資金を更にトラップとして投入する形で、資金効率を高めていきます🎵
設定
そして実際の設定は以下のページを参考にしてください。
まとめ
まとめるとちくわのトラリピ設定は
預託証拠金2,100万円で年率30%→600万円/年を目指す
- AUD/NZDのダイヤモンド戦略強化版(1,300万円)
- CAD/JPYのトランフォーム戦略強化版(400万円)
- USD/JPYの利乗せ戦略強化版(400万円)
となります。
AUD/NZDはこれまでの数か月で30%は達成できそうな成果を残していますが、CAD/JPYやUSD/JPYがこれからどの程度の結果を残すか楽しみです😁
以上、ちくわのトラリピ設定でした!
皆さんのトラリピ設定時に参考にしてみてください🎵
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